9月22日(金)、実行委員会参画団体向け説明会&交流会(武蔵小杉会場)を川崎市コンベンションホールで開催しました。
この日は2部構成となっており、前半の説明会では実行委員会参画団体主催事業の実施方法や、提案型事業の詳細などを説明。後半の交流会では、各団体を共通の興味があるカテゴリーごとに分けて開催し積極的な交流が行われました。
本記事では、後半の説明会の様子を紹介します。前半の説明会の様子はこちらで紹介していますので、ぜひどちらもご覧ください。
公益社団法人 川崎市歯科医師会 佐治克哉様
ー市制100周年をどのように盛り上げていきたいですか。
歯科医師会ということもあって、歯の健康面で貢献していきたいと考えています。
歯科医師会では毎年「お口の健康フェア」というイベントを川崎アゼリアサンライト広場で開催しています。そこでは「よい歯のコンクール」として表彰なども行っているのですが、歯の健康に気を遣うことは子どもから高齢者まで大切です。
市制100周年に合わせて、いつもより大きく開催し、皆さんの歯の健康に繋がればと考えています。
株式会社川崎フロンターレ 谷田部然輝様
ー市制100周年に向けてどのような気持ちで参加していますか。
100周年は90周年や110周年と違って特別感がある年ですし、二度とこのような機会を迎えることはないので、気合いを入れて参加したいです。
ー市制100周年をどのように盛り上げたいですか。
会社のミッションでもあるように、サッカーを通じて川崎を盛り上げていきたいと考えています。そのために今から準備を入念に行い、100周年の中で一番盛り上がるイベントを創り上げたいと考えています。
かわさき子どもの権利フォーラム 圓谷様と羽鳥様
ー団体について教えてください。
子どもの権利条例を作った当時の人が立ち上げた団体で、多様なメンバーで構成されています。
毎年、全国のどこかで行われる子どもの権利条約フォーラムが、2021年は川崎で開催されたのですが、その時に実行委員を募って開催するなどの活動もしました。
去年は沖縄で開催されていて、川崎大会に子ども委員として参加した5名を沖縄に連れて行くといった活動もしています。
ー市制100周年に向けてどのような活動をしていきたいですか。
子どもの権利条例が全国各地で制定され始めています。そのなかでも川崎は早い段階で制定されました。他の地域に比べると根付いている方ではあるのですが、私たちはもっと市民に広めたいと考えています。
子どもたち自身が子どもの権利条例のことを知って、自発的に参加できるような市にしたいです。そうなればもっと素晴らしい市になると思うので、100周年を機に可能性を広げたいですね。
YOUテレビ株式会社 佐藤隆英様
ー市制100周年に向けてどのような活動をしていきたいですか。
私たちは川崎のケーブルテレビ事業者で、今年で30周年を迎えます。これを機にケーブルテレビ事業だけでなく、BtoBやBtoGといった放送通信とは異なるカテゴリーで新しい事業を始めたいと考えていました。
今日はこれまでになかった異業種の方々とコラボしたいなと思って、できるだけ多くの方と話して案を出し合っています。
放送だけでなく、新しい事業でも地域の皆さまを幸せにしたいです。
人形劇団ひとみ座 蓬田雅代様
ー市制100周年に向けてどのような活動をしていきたいですか。
考えている活動は2つあります。
まずは川崎生まれ川崎育ちである、ひょっこりひょうたん島が来年65周年を迎えるので、また放映して川崎市の皆さまに楽しんでいただきたいと考えています。
もうひとつは、川崎市民プラザで35年前から人形劇まつりを行っているのですが、もっと広めて子どもたちが楽しめる場所があるのを知ってもらうことです。人形劇まつりはプロとアマチュアが一緒になって開催するお祭りで、来年はひょっこりひょうたん島も演目に加えられたらなと考えています。
交流会で意気投合した複数団体の皆さま
ー皆さまの団体を教えてください。
ダンスラボラトリー、川崎市助産医師会、シーエスデー、そしてキーパーソン21です。
ー盛り上がっていましたが、もともとお知り合いだったのですか。
知り合いもいますが、ほとんどは今日初めて会いました。SNSでは知っていたのですが「今日やっとリアルで会えた!」という感じです。
ー皆さまで一緒に川崎市市制100周年に向けて活動していくのですか。
やりましょう!(皆さま一斉に)
今日は顔合わせという感じなので、これからいろんな話をしていきたいです。
ー具体的な考えはありますか。
子どもを産んだ後の母親の悩みは多く、社会課題だとも言われています。皆んなが楽しめるイベントを企画して、産後の母親のケアをしていきたいです。(川崎市助産医師会)
やってみたいを言えない子どもは多く、言っても実現できないことが多くあります。大人がちょっと手を差し伸べれば実現できるのに、それができない環境はもったいないです。子どもが起業するとか、もっと子どもの力を活かせるような環境にしていきたいです。(キーパーソン21)
産後の母親が働きにくい状況を変えたいです。1時間とか2時間だけでも働ける環境が作れれば、母親の不安は大きく解消できます。少しずつイベントも開催して、試行錯誤も始めています。(ダンスラボラトリー)
この日の交流会は終始会話が絶えず、わくわくするようなアイデアがたくさん飛び出す会となりました。
提案型事業は10月1日〜11月30日が募集期間です。応募方法は応募専用メール〈info@kawasakicity100.jp〉へ応募書類を添付の上、送信していただく形です。
詳しい要件は川崎市市制100周年記念事業公式WEBサイトにある要項で御確認ください
皆さまの提案が100周年を迎える「あたらしい川崎」を創るきっかけとなるよう、多くの御応募お待ちしております。