今や川崎市は溝口エリアが脱炭素先行地域に選定されるなど2050年の脱炭素社会の実現に向けて先進的な取組を進めているところですが、これまでも川崎市は、宿場町から工業都市へと発展する中で起きた公害や、ごみ焼却施設のひっ迫などの環境課題の改善に取り組んできており、その過程で蓄積してきた次世代に継承すべき資料が数多くあります。
市制100周年を機に、また、環境総合研究所の前身である公害研究所の完成(1973年)からちょうど50年が経過した今、市民のみなさんとこれらの環境の歴史を振り返り、川崎の環境に対する誇り(環境シビックプライド)を育むとともに、市民一人ひとりが環境課題を自分事として捉え、脱炭素社会のさらなる実現に向けたきっかけづくりとしていくため、ウェブサイト「川崎市デジタルアーカイブ かわさき環境100年史」を開設し、公開します。
本サイトでは環境関連の過去の市政だよりのスクラップ記事や、市民ミュージアム所蔵の写真、環境総合研究所所蔵の写真を約1,200点掲載、年代やカテゴリー別に検索することができます。