レポート

2023年11月14日

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開催日:2023/09/30 外国人市民代表者会議が富士通フロンティアーズとの交流会を開催しました!

 川崎市は、国内外の様々な地域の人々が移り住み、大きく発展してきた多様性のまちです。川崎市では外国人市民も地域社会づくりのパートナーと考え、1996年から川崎市外国人市民代表者会議設置し、外国人市民の意見を市政に生かしています。
 今回、市制100周年に向け、代表者会議としても新しい取り組みをしたいと、9月30日に10名の代表者がアメリカンフットボールのプロチームである富士通フロンティアーズを訪れ、交流会を開催しました。 
 アクションテーマはグローバル×スポーツ。フロンティアーズには、外国にルーツを持つ選手も数多く在籍しています。国籍や文化の違う選手たちが多様な力を持ち寄ってワンチームで戦うところは、代表者会議にも通じるところがありました。

 交流会はフロンティアーズの#44 LB 趙選手、#18 QB 高木選手、#40 DBアディヤミ選手、#7 ブロンソン選手が参加。代表者からの質問に答えてくれました。
「言葉や文化が違うチームメイトと、どのようにコミュニケーションをとっていますか?」との質問には、
「練習をしていくうちに呼吸があって、言葉はごく少なくても目で合図したりします。」
「苦労したところは?」という質問には、
「日本語がわからない時は大変だったけれど、一生懸命勉強しました。」
「得意なスポーツでだんだん認められた時はうれしかった。」
「苦労しても自分で乗り越えたという自信でここまで来ました。」
など、国や文化の違いを乗り越え、選手として、チームとして、アメリカンフットボールの実力を高めていこうとする姿に代表者も共感し感銘を受けました。すっかりフロンティアーズのファンになった代表者は、さっそく10月8日富士通スタジアムでのフロンティアーズの試合の応援に駆け付け、試合後は一緒に写真を撮るなどさらに交流を深めました。

 代表者会議では、市制100周年を迎える川崎市で、これからも市内の様々な人々と多様性の価値を分かち合っていきたいと考えています。

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