2023年に創立100周年を迎えた川崎信用金庫は2024年11月、物産展イベント「かわむすのおんがえし」を川崎アゼリア・サンライト広場で開催しました。今年、101年目の新たなスタートを切った川崎信用金庫が「地元への“おんがえし”」として感謝を込めて実施。当日は、川崎市・横浜市・大田区の選りすぐりの食品・雑貨が大集結し、「こんなお店があったんだ!」と来場者が新たな発見を楽しむ場にもなりました。
期間中は、川崎市市制100周年記念事業として「川崎愛 遊びつくす3日間」をキャッチコピーに川崎駅周辺エリアで同物産展を含め4つの催しが開催され、多くの人で大盛況に。会場には、食材や和菓子、洋菓子、パン、雑貨など、18店舗の個性あふれる商品がずらり。早くに完売する店舗も出るなど、盛り上がりました。
「逸品グランプリ」では、来場者700人が投票に参加
また、各出店者がエントリーした“自慢の逸品”を来場者が投票で選ぶ「逸品グランプリ」も実施。2日間で700人が投票し、最終日には地元アイドルグループMARUKADOや川崎フロンターレのマスコット・ふろん太も応援に駆け付け、表彰式が行われました。
グランプリに輝いたのは、川崎名物のキムチ専門店「おつけもの慶」(川崎区)の王道白菜キムチ。スペシャルゲストのMARUKADOからは、炭火焼肉食道園の「食道園名物バラ汁」にMARUKADO賞が贈られました。
魅力ある地元企業を知ってもらう機会に
「地域の人に地元のお店の魅力を知ってもらい、地元企業のPRや売上促進につながれば」と開催した今回のイベント。
担当した、お客さまサポート部の調査役・田中優理さんは、「川崎市は南北に広がっているため、同じ川崎でも普段なかなか足を伸ばさない地域もあると思います。催しでは、開催地の川崎区から離れた北部エリアや市内外のお店も参加してもらい、多くの方に知ってもらえる機会をつくることができました」と笑顔。
また「出店者からは、来場者の方がその後、ネットショップでも購入してくれたという嬉しい声も頂きました」と話しました。この他、地元企業の選りすぐりの商品を景品とした抽選会も大好評。「こちらも地元産商品のPRに繋がり良かったです」
次世代にお金の大切さを伝えて
イベント初日には、中学生がカードゲームで資産運用を学ぶ「かわしんマネーセミナー」も行いました。
普段から、地域の金融機関として中学生に向けて資産運用の大切さを伝える取り組みも行う同信金。今回のセミナーは、カードゲームで楽しみながら資産運用のイメージが身につく内容で、参加者同士、ゲームで盛り上がる場面も。
業務部の調査役・江副茉奈美さんは「海外に比べて日本は資産運用の文化が根付いていないのですが、金利が低く物価が上がっている現在は、貯金だけでは十分と言えず、資産を増やすためにも運用が当たり前の時代に入っています」と話します。
「子どもたちが大人になる頃にはさらに、将来必要なお金は自分で管理し備えなければならない時代となっていることが想定されるため、子ども時代からの意識向上として、教育にも力に入れています」
セミナーでも、お金は全て貯金しておくのではなく、「現金」「株式」「投資信託」の3種類を上手く組み合わせて分散するのが、資産をより安全に増やせるコツだと参加者が学びました。
この街のベストサポーターであり続けるために
昨年の創立100周年を機に、「お客さま」「職員」「金庫」「地域」の「未来」に続く共存共栄、を新たな経営理念として制定した川崎信用金庫。「この街のベストパートナー」であり続けるために、中小企業の販促売上支援をはじめとする様々な経営サポートから、若年層への金融教育、地域を盛りあげる貢献活動まで多彩な活動を通じ、川崎とともに発展を続けます。