かわさきを走る旅客鉄道５社が集結。ディープな川崎を語る！？ - 川崎市市制100周年記念事業公式ウェブサイト

写真左から､京浜急行電鉄・岩崎康さん、JR東日本・鈴木ちひろさん、東急・毛利純さん、京王電鉄・井柳滉太さん、小田急電鉄・福永優さん

2024年、川崎市は市制100周年。
人口約5万人から始まったこのまちは、100年間で155万人の大都市に。その成長を支えてきたのが、市民の生活に欠かせない、鉄道。
8月の暑い朝。市制100周年を機に、市内に駅がある旅客鉄道５社のみなさんに一堂にお集まりいただき、これまでの100年間、そしてこれからも、まちを支え、市民の皆さんとともに走り続ける象徴となる写真撮影を実施しました。

写真撮影のあとにJR川崎駅の駅舎内会議室をお借りして、座談会を開催。普段は関わることも少ない鉄道会社間の垣根を超えて、市制100周年への想いや、まちのおすすめスポットなどを話していただきました。

司会（川崎市シティプロモーション推進室担当課長・金井直彦）　それでは皆さん、自己紹介からoお願いします。

京浜急行電鉄・岩崎康さん　若手の会、ということでしたが、50歳過ぎがきてしまいました。今年３月に京急川崎駅に赴任したばかりで、川崎を多くは語れませんが・・・。これから勉強して、「川崎といえば岩崎」と言われるくらいにしていきたいと思います。

小田急電鉄・福永優さん　私は以前、新百合ヶ丘に住んでいたことがあり、今は登戸駅で勤務しています。ゆかりがあるまちで、とても親近感を感じています。

JR東日本・鈴木ちひろさん　私は幸区生まれ・育ちで、川崎駅で勤務し、今も川崎に住んでいます。生涯住んでいこうと思っています。自分の子供にもいい町だと思ってもらえたら嬉しいです。

京王電鉄・井柳滉太さん　京王永山駅で勤務しています。就職を機に山梨から来て、交通インフラの重要性を川崎市で実感しました。人口が増え155万人を超え、住みやすい、住み続けたいまちだと感じています。

東急・毛利純さん　新丸子駅で勤務しています。武蔵小杉周辺はスポーツが盛んで、自分自身スポーツをやっていたので、楽しいまちだと感じています。

司会　今回は５社の皆さんに集まっていただきましたが、鉄道会社が顔を合わせる機会って、普段あるんですか？

井柳　普段はあまりないですが、鉄道会社同士のサッカークラブの交流があり、京急や小田急の皆さんと試合をしています。

司会　どこが強いんですか？

井柳　・・・まあ、その時によってですかね（笑）

司会　さて、川崎市は市制100周年を迎えました。何か100周年を迎えて思うことはありますか？

毛利　あまり、市制何年、というのはこれまで気にしてこなかったですが、地元にある自衛隊の基地でよくブルーインパルスを見ていて、先日、等々力緑地で行われたイベントで飛んだ時には、ああ、市制100周年って特別なんだなということを実感しました。

岩崎　京急川崎駅に異動するまではあまり川崎のことを知らなかったんでが、、この100周年のときにちょうど京急川崎駅長になったのは感慨深いです。川崎大師の大開帳もあり、それと100周年も重なって。仕事にもやりがいがありますね。

また、駅の近くにアリーナができることも楽しみ。これを機に、もっと川崎がいいまちになっていけばいいなと思っています。

福永　武蔵溝ノ口駅の発車メロディが平原綾香さんの曲になっているのを知って、あ、いい音がする！と思って、その後コンサートがあるのを知り、ああ行きたかったなあ、と思いました。私が好きな岡本太郎美術館でも100周年イベントをやっていて、中高生が書いたメッセージなども展示されていて、地域みんなで盛り上げる100周年なんだなと感じました。

鈴木　微力ながら、JR川崎駅ではミューザ川崎で行われたミューザの日のイベントで協力をしたり、日航ホテルのイベントにもに参加したりして、一緒にお祝いムードで取り組んでいます。

井柳　ついこ最近まで100周年迎えることを知りませんでした。川崎市内にある京王電鉄の駅は稲田堤駅と若葉台駅の2駅なのですが、鉄道各社集まったこの機会をきっかけに、今後５社共通で、何かできればいいなぁと思います。