川崎市の市制100周年を記念して作成した市制100周年記念品オリジナルペンホルダー、
その製作ストーリーをレポートします!
市制100周年記念品は令和6年7月1日に開催した川崎市市制100周年記念式典での来場者記念品として高津工友会「タカツクラフト」の協力により企画製作されました。
企画のはじまりは、2023年秋
市制100周年記念事業のコンセプトであり川崎市ブランドメッセージである「Colors,Future! いろいろって、未来。」を踏まえ、かつ川崎市ならではのストーリー性があるもの、として検討がスタートしました。
その後、「一つのものを皆で分かち合う」「この場でしか手に入らないもの」の要素も加わり、JFEスチール株式会社 東日本製鉄所京浜地区の御協力、御理解を得て、令和5年9月16日の高炉最終稼働日に造られた鉄の使用が決まりました。
使用できる鉄や予算に限りがあるなかで、実用性も兼ね備えたものとしてペンホルダーを選びました。
2024年早春、いよいよ試作品開発がスタート
試作品第1号はペンホルダ―を形づくるレジンに気泡が多く入ってしまい、透明感がない仕上がりに…
その後、型の改良や工程の見直しなどの多くの試行錯誤の結果、ついに透明感のあるペンホルダーが完成しました!
JFEスチール株式会社様に御提供いただいた最後の鉄は2.5㎝大のプレート状にカットして、川崎市ブランドメッセージを刻みこんでいます。
その後、量産体制に入り、株式会社共和工業様に御提供いただいた作業場所で、タカツクラフト、川崎区盛り上げ隊!の皆様に一つずつ手作りで作成を進めていただき、記念式典で無事来場者の皆様に配布することができました!
タカツクラフト、川崎区盛り上げ隊!、JFEスチール株式会社をはじめ、お力添えをいただいた皆様、ありがとうございました!