100周年特製コースター企画、第12弾はJR南武線「久地駅」から徒歩0分、改札から30秒の「BRIMMER BEER STATION KUJI(ブリマービアステーション久地)」さんです。こちらは、同じ町内にある『ブリマーブルーイング株式会社』で小規模醸造されたクラフトビールを提供するタップルームで、ラムとポークの二種類が選べる自家製ソーセージが人気のお店です。オーナーの島田さんにお話を伺いました。
ー今回、どのようなきっかけで川崎市の市制100周年特製コースターにお申込いただいたのでしょうか。
地元川崎・久地で醸造したクラフトビールを多くの皆様に提供したい、と考えています。
今年は川崎市が市制100周年なので、イベントへの出店や、こうした企画に参加する
ことで、これを機により多くの方にクラフトビールのおいしさを知っていただきたい
と思って申し込みました。
ー駅からとても近いですが、出店のきっかけは?
ここの場所は、もともとはビルのオーナーさんの奥様がスナックをやっていたそうなんです。そのあと、居抜きで居酒屋さんが入っていましたが、ちょうど良いタイミングで空き店舗になったので、地元醸造所のタップルームとして開業しました。2階にはなりますが駅の目の前なので、改札を出てすぐに見上げていただくと、やっているかどうかがすぐにわかります!ですので、月曜日〜土曜日は、終電でやってくるお客様をお待ちしてからお店を閉めるんですよ。
ーお店を開いてから何年になりましたか?
2017年の3月にオープンしたので、7周年を超えたところです。今年の3月は7周年記念で特別企画を開催しましたが、たくさんの方に来ていただきました。長く続けていると、久地駅を利用している方だけではなく、途中下車して寄ってくれるお客様や少し遠くからいらっしゃるお客様も増えてきましたので、ありがたいですね。
-いろいろなイベントにも出店されていると伺いました。
4月27日から6月30日まで開催していた「NAMBU LINE CRAFT BEER BINGO」の対象店舗として参加していました。南武線沿線に点在するクラフトビール醸造所や提供店の計7店舗を巡ってビンゴをそろえる、という企画だったのですが、クルマではなく電車での移動を促すというのはお酒を提供するお店からするとコンセプトにぴったりですし、いろいろなクラフトビールのおいしさを知っていただくには良い機会になったのではと思います。
ほかにも、4月に溝の口神社の「神社deこどもfesta」にも出店し、大人の方には青空の下でクラフトビールを味わっていただき、小学生以下の子ども達には昨今注目を集めているSDGs(食品ロス、ゴミ問題等)に関心を持ってもらう企画に参加しました。今後も、地元の方とのふれあいを大事にしていきたいです。
-市制100周年をどのように感じていらっしゃいますか
ここ数年でクラフトビールが一過性の流行りものではなく、一般の方々への認知度も高くなってきていると感じています。居酒屋さんで飲むキンキンに冷えたジョッキの生ビールももちろんおいしいですが、クラフトビールは全くの別のおいしさを教えてくれるものだと思っています。ゆっくり飲んで、冷たくなくなってもおいしいのがクラフトビール。そんな、ゆったりした時間を過ごす楽しみ方を、市制100周年のお祝いとともに皆様に知っていただきたいですね。
冒頭でも紹介しました人気の自家製ソーセージのほかにも20種類以上のフードメニューがあり、飲み物に合わせていろいろなおつまみが楽しめます。基本的にはおひとりで切り盛りしているため、お料理の提供には時間をいただくことも。「お客様には、料理の待ち時間にも慣れていただいている方が多いので、お客さまにも助けられていただいています」と島田さん。同時にたくさんのお客様がいらっしゃったとき以外は、きちんとカウンターの内側でお話し相手にもなってくれますので、ご安心を。
みなさまも、工場直送のクラフトビールを味わいながらゆったりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お店の概要
店名:ブリマービアステーション久地
TEL:044-712-3385
最寄駅:JR南武線「久地駅」徒歩1分
住所:川崎市高津区久地4-12-5 和美ビル 2F
営業時間:
月・火・水・金・土→17:00 – 01:00
日・祝日→15:00 – 23:00
木→定休日
※定休日が記載と異なる場合がございますので、ご来店時は事前にご確認をお願いします。
公式WEBサイト:Home – Brimmer Brewing