「いろいろねいろJAM」が、10月15日(日)に川崎ルフロン1階イベントスペースにて開催されました! 「いろいろねいろJAM」は、障害のあるなし、音楽経験のあるなしに関わらず集まったメンバーによるジャムセッションで、全部で8曲ものパフォーマンスが行われました。演奏された曲の中には、前日の10月14日(土)に行われた最初で最後のワークショップにおいて、一般公募による参加者の皆様&プロのミュージシャンがその場で生み出した曲もありました。
当日の様子や参加者の声について、写真とともにお伝えいたします。
当日は朝から激しい雨が降り、皆様にご来場いただけるかドキドキしましたが、開演の際には雨も落ち着き、大勢の方にご来場いただきました。
もともと 「いろいろねいろJAM」を知っていた方、奏でられた音に興味を持ち耳を傾けている方、リズムに合わせて体を動かして楽しむ方など多様な方がそれぞれの形で音を楽しんでいました。
また、途中「思い出」という曲が演奏されました。この曲は、本イベントの前日に行われたワークショップの中で、参加者それぞれの川崎の思い出をもとに曲として作り上げた曲です。演奏にあたって、ベン氏は次のように述べています。
「ジャズの重要な要素に『即興』というものがあります。即興で音楽を作ると聞くと、とても難しいことのように感じるかもしれません。しかし、実は皆さんは普段生活の中で『即興』で行ってます。会話やダンス、料理も『即興』によるものだと思います。」
「この曲は川崎市市制99周年のこの機に、皆から募った川崎市についての思い出をまるで錬金術師のように『即興』で作り上げることで、音楽として表現しました。」
実際に曲の中で、各参加者が自分の川崎市に関する思い出を読み上げ、その場で一つの音楽として作り上げる場面もありました。
演奏者として参加した”はなちゃん”(左)
「最初はちょっと緊張していたけど、音楽が始まったら落ち着いた!ただ、自分のソロ演奏の時はやっぱり緊張した。でも、うまく演奏することができたので楽しかった!」
演奏者として参加した”ひかりちゃん”(左)
「もともと、ピアノは習っているからやったことがあったけど、今回知らない色々な楽器を触ることができて楽しかった。また来年あるなら参加したいと思う。」
音楽を演奏した人だけでなく、音楽を聴きに訪れた人、偶然その場で耳に届いた人、関わる様々な方が笑顔になる素敵なイベントでした。