今年は川崎市制100周年の記念すべき年です。現在、「全国都市緑化かわさきフェア」やさまざまなイベントや各種事業が展開されつつあります。川崎の100年の歴史と記憶を共有し、現在の私たちの立ち位置を確認し、そしてこれからを考えていく、大切な年だと思います。
今から30年前、市制70周年の年にも、麻生区の黒川青少年野外活動センターでは、市民企画事業として「川崎クエスト市民と市職員『川崎のまちづくり』24時間徹底トーク」というフォーラムが開催され、市民や市職員、学識者など、234名が参加し、市民自治のあり方や参加のまちづくりなどについて語り合う「朝まで討論」の合宿が行われました。当時、この「24時間徹底トーク」に参加した人たちなどからの提案を受け、市制100周年の今、あらためて、地域で活動する市民や行政職員有志も交えて川崎の未来を語る場を開催したいと、このたび、「市制100周年を勝手に祝う市民フォーラム実行委員会」を立ち上げ、1月18日にフォーラムを開催するために準備を進めています。
「他者と生きる」、「人がいてまちがある〜市民自治を考える〜」など、いくつかのテーマを設定し、朝から夜まで場を開き、それぞれ関心がある市民が集まり、広く対話を重ねていくことを考えています。「市民社会マルシェ」として、小さなテーマで、参加者全員が語り合うセッションも予定しています。
今後、その具体的な内容などについては、実行委員会で議論をしていきたいと思います。詳細が決まり次第、リリースしていきます。
市制100周年という節目の年に、このまちの記憶を丁寧に共有し、真摯に言葉を重ねつつ、考え方の差異を理解し、多様な他者の存在を認め合えるような安心した対話の空間を開いていくことで、これからの川崎のまちの行方を熟議できるような市民フォーラムが開催できればと考えております。多くの皆さんの参加をお待ちしております。
これまでの準備会、実行委員会で出されたキーワード
●生きづらさ、子どもの権利、夢パーク、子どもの問題は大人の問題、寄り添うということ、対話、他者への理解、当たり前、多様性、普通って何?、頼ること、エンパシー、寛容な社会、社会包摂、マイノリティー、共生、ジェンダー、ヘイトスピーチ、差別のない人権尊重のまちづくり条例、外国人市民、ふれあい館…
●自治するまち、市民自治、自治基本条例、リテラシー、市民と行政、公共とは、協働、参加、まちの空間、まちづくり、市街地再開発事業、緑、都市農業、コミュニティ、アソシエーション、社会教育、市民館・図書館、ミュニシパリズム(地域主権主義) 指定管理者制度、再公営化、恐れぬ自治体(フィアレスシティ)…
実行委員会にご関心のある方の参加もお待ちしています♪
★実行委員/呼びかけ人 饗庭伸 有北郁子 池田ハルミ 江田雅子 大矢野修 岡田実 岡本正子 木村満里子 鴻巣玲子 小島聡 斉藤彰 齊藤岳至 佐々木素眸 佐藤由加里 佐野めぐみ 高畠正晶 竹井斎 橘たか 田代美香 谷本有美子 崔江以子 中村茂 西野博之 原千代子 平野ひろみ 町田浩子 松岡嘉代子 三浦宏太 三浦知人 森部隆 11月19日現在
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