2023年9月2日(土)にカルッツかわさきにて開催された「第4回ボッチャユニバーサルカップ」に川崎市職員チームが出場しました。ユニバーサルボッチャについて紹介するとともに、川崎市市制100周年記念事業のロゴ入りユニフォームを着用して大会に挑んだチーム、大会の結果についてレポートします!
1.ユニバーサルボッチャとは?
ユニバーサルボッチャ【universal boccia】とは、高齢であることや障害の有無などにかかわらず、 「誰でもが楽しく参加できるボッチャ」のことです。
障害がある方でも一緒に参加でき、参加状況に合わせて方法や内容を変えることで地域の実態に合わせての参加プログラムを提供することもできます。
また、幅広い層が参加することで、より高いレベルの競技を経験し、パラリンピック等で活躍できる選手を共に支援・育成することもできます。
障害がある方々がユニバーサルボッチャに参加することで地域社会の一員として、お互いに支え合い、共に生活できる社会を目指します。
(一般社団法人 日本ユニバーサルボッチャ連盟公式HPより)
2.川崎市職員チーム「川崎ボッチャーレ」についてご紹介!
今回は川崎市職員チーム”川崎ボッチャーレ”のリーダーである上野さんにお話を伺いました。
ーチーム設立のきっかけを教えてください。
私が市民文化局市民スポーツ室に所属していた際、パラスポーツとしてボッチャについて知る機会が偶然ありました。その時、ボッチャの理念に共感するとともに、室としても是非取り組んでみようという話になりました。職員を対象としたボッチャ体験会を行い、そこで興味を持ってくれたメンバーと2019年に設立したのが”川崎ボッチャーレ”です。
ー現在のメンバーや活動について教えてください
現在は15人ほどのメンバーがいます。所属部署で言えば、スポーツ室だけでなく、区役所のメンバーなど幅広くいます。また、車椅子のメンバーも2名います。
練習は市内の小学校で週1回ほどのペースで実施しています。また、今年度は設立以来初めての合宿を行いました! 県立スポーツセンターを活用し、2日間みっちり基礎からボッチャの鍛錬に取り組みました。
ーチームの目標は何ですか?
今年度の目標は”ボッチャ東京カップ2024”での優勝です。2021年のボッチャ東京カップでは優勝したのですが、以後その座から離れてしまっているので、再び輝きたいと考えています。
ー川崎市市制100周年記念事業のロゴマークをユニフォームに掲載した理由を教えてください。
以前のユニフォームについては市のブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を入れていました。今回、ユニフォームを新しくすることになり、いい機会だと考え、100周年のロゴマークを入れました。このユニフォームを着て大会等に出場し、川崎市市制100周年を広くPRしたいと思っております。
3.団体戦メンバーにインタビュー!
団体戦に出場された”川崎ボッチャーレ”の武内さんにお話を伺いました。
ー今日のコンディションはいかがですか?
実は水曜日の練習では調子がイマイチだったので少し不安だったのですが、今はかなり調子がいいのでほっとしています! 私はミスを取り返そうと意識すると、次のミスに繋がってしまいがちなタイプなので、あまり考えすぎない・意識しすぎないことが好調に繋がっていると感じます。
ー100周年のロゴが入った新しいユニフォームはどうですか?
かなりお気に入りです!新しいユニフォームがとても格好いいのと、やはり100周年のロゴが入ることでより一層の気合が入ります。
ー目標について教えてください!
目標は”ボッチャ東京カップ2024”での優勝です。予選リーグを勝ち上がり、3月の決勝リーグで優勝を勝ち取るのが目標です!
4.第4回ボッチャユニバーサルカップの結果
川崎ボッチャーレから、団体戦2チーム、個人戦3名が出場しました。団体戦は2チームとも
予選リーグを突破(ベスト16)し決勝トーナメントにいきましたが、川崎ボッチャーレと
川崎ボッチャポートがいきなり当たってしまいました。結果、川崎ボッチャポートが勝ちましたが、
準々決勝で敗退してしまいました。
また、個人戦は2名が予選リーグ全勝で突破し、決勝トーナメントに進出しました。関選手は決勝トーナメント1戦目で敗れてしましいましたが、鶴井選手は毎試合安定した投球により、優勝しました!